組織とミッション

みなさーん、おっはようございまーす!!!

 

今日もこのページを開いてくださり、ありがとうございます!

 

 

さて、今日も早速ドラッカー教授の著作よりいってみましょう!

 

Only a clear focused, and common mission can hold the organization together and enable it to produce results.

「明確かつ焦点のはっきりした共通の使命だけが、組織を一体とし、成果をあげさせる。」(『ポスト資本主義社会』より 上田惇生教授訳)

 

でも、私が訳すとしたら、

「明確で焦点の定まった共通の使命があって初めて、組織は一つのまとまりとなり、成果をあげることができるようになる。」

 

 

いろんなところで書かれたり、聞かれたりしていることかもしれませんが、

組織には使命が必要ということです。

 

ドラッカー教授の5つの質問の中でも1番最初に来るものです。

 

5つの質問とは、

1 われわれのミッションとは何か?

2 われわれの顧客は誰か?

3 顧客にとっての価値は何か?

4 われわれにとっての成果は何か?

5 われわれの計画は何か?

 

の5つの質問です。

この質問1つ1つについてだけでも本来ならば1冊の本が書ける内容だと思いますが、それぐらい企業にとっての本質をついている質問だと言えます。

 

そしてこれは何も組織だけでなく

1個人としても考えるべきというか、

考えてみるべき質問でもあります。

(2、3は除いてでも考えてみるべき質問でもあります)

 

人は多くの場合、

何をやるかということよりも

何のためにやるか

ということを重視する生き物でもあります。

 

 

これに関しては、有名な3人の石工の話があります。

ある古代都市で石レンガを積んでいる3人の石工がいました。

3人に何をしてるんだい?という質問をすると、

1人目は

「ただ石を積んでいるだけさ」

2人目は

「生活のために石を積んでいるんだ」

3人目は

「ここに大きな人の集まる大聖堂を作るために石を積んでいるんだ」

と答えが返ってきた。

というものです。

 

さて、誰が一番いい仕事をしているだろうか?

もしも3人に対する見方が変わるようだったら、

理由があった方がいいタイプかもしれません。

 

どれも変わらないよというのが本来の理想ではあると思います。

(私もどの理由の人も変わらないよと言えるような人になりたいです。

 きっとその人は最高の仕事をどんな状況でもやっていると思いますので。)

 

ただ、それぐらい理由がはっきりしている、

そしてその理由が使命というものにつながっているような形のものであればあるほど、

みんなが力を発揮しやすいということです。

 

ドラッカーは別の著作でも、こう語っています。

 

優れた人材を得るのは、とても難しい。

優れた人材を採ることを追いかけるのではなく、

普通の人に優れた仕事をさせるようにするのが、

優れたマネージャーの仕事だ

 

逆に優れた仕事をする人については、

使命などいらないかもしれません。

 

そういう人は優れた仕事をするということに焦点が当たっているからです。

 

ドラッカー教授の立つ前提、

普通の人に優れた仕事をしてもらうために

一番必要なことなのではないかと思います。

 

使命なんて考えると、とても大それたことでもあり、

なかなかこれだ!!!と決められるものではないかもしれません。

 

でも、仮に決めてもっともっとこうしたいああしたいということが

出てくると思います。

 

そしたら変えてしまえばいい。

夢をバージョンアップしていくようなものです。

 

ぜひ一度使命について考えてみましょう。

 

では今日の質問です。

「あなたの使命は何ですか?」

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

くさもんでした。